1994年が好きだし2004年も好きということに気づいた

 松澤ネキっぽく表現すれば1994年が好きです。そう、今からちょうど30年前、オレは小学生でした。

 1994年といえば『ファイナルファンタジーVI』や『MOTHER2 ギーグの逆襲』、さらに後追いだけど『ライブ・ア・ライブ』もありましたね。FF6は今も大好きな作品ですしMOTHER2も『ゲームゲノム』で取り上げられるほどの不朽の名作ですからね。ライブアライブに至ってはその世界観に引き込まれましたし2022年のHD-2Dリメイク版は本当に感動しました。他には『ブレスオブファイアII 使命の子』『ファイアーエムブレム 紋章の謎』も出たりと名作だらけでしたね。FF6なんてボンボンデラボンマル勝スーパーファミコンVジャンといろんな雑誌で裏技とかの特集が組まれていました。

 アニメなら『機動武闘伝Gガンダム』『魔法陣グルグル』『赤ずきんチャチャ』『マクロス7』ですね。Gガンダムはアニメが放送されなかったこともあってときた洸一さんのボンボン版にハマってました。グルグルもキタキタ親父がクラス中で流行ったり名曲に感動したり、チャチャもすごく楽しんで観てましたね。

 漫画ならボンボンの傍ら旧エニックスの「月刊少年ギャグ王」が創刊されたり。『うめぼしの謎』が好きですがドラクエの1ページ漫画も愛読していましたがドラクエ4コマとは異なる魅力がありました。ギャグ王を購読するようになるのは95年からでした。
 総じて見ると自分のオタクとしてのベースだったり今でも好きなものを浴びてきたのがこの94年ということになります。子供の時に触れられたからやはり心に刺さったのだろうか。

 

 それから10年が経過した2004年にもオタクとしては忘れられない作品がたくさんありましたね。前年に最初のアニメ版『鋼の錬金術師』が始まり、原作を一気に買うぐらいに夢中になってハマりました。アニメは途中からオリジナル展開に入って終わりましたが今にして思えば「エド錬金術を失う」ってそういうことかよ!と衝撃です。マスタング大佐の声はこちらの大川透さんバージョンも好きなのです。それにしても最近ではアニメ化しても追いつきそうになったらいったん最終回ってパターンが多くなりました。オリジナルの結末に持っていったりわき道エピソードをやったりするというのはほとんどなくなりましたね。『名探偵コナン銀翼の奇術師(マジシャン)』も観に行きました。他には『遊戯王デュエルモンスターズ』が完結といったことも。

 

 特撮なら『特捜戦隊デカレンジャー』『仮面ライダー剣』と、戦隊もライダーもめちゃくちゃ楽しくてのめりこむという奇跡の当たり年でした。デカレンはキャラが魅力的で飽きなかったし、お話もギャグシリアスバランスがよかったのが魅力的。10周年の上映会は我が新潟にブルー、グリーン、ブレイクの演者さんが来てくれてとても楽しかったですね。あんなにノリのいい方ばかりとは思わなかった。

 剣も序盤は盛り上がるところは盛り上がってましたが主題歌がELEMENTSに変わってからはホントにもうのめり込んで行きました。キングフォームがかっこよすぎてメロメロに、やはり必殺武器が剣だと燃えます。月曜朝は友達と感想戦やってたなあ。

 ゲームだったらまず『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のPS2版、さらに『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』も発売されましたし『ポケットモンスター ファイアレッド/リーフグリーン』『ポケットモンスター エメラルド』と、ドラクエポケモンという日本の大作RPGが同年に2本リリースするというすごい年。どれもすごく楽しみましたが、完成度ホントに高かった。さらに『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』『逆転裁判3』『ピクミン2』『戦国無双』といった名作もあり。友達から聖魔を勧められてFEデビューしたりピクミン2のCMソングを歌いまくったりしたなあ。逆転裁判3は後追いだったけどすごい作品だった。

 

 こうして見るとオレは1994年と2004年ガチ勢だな。2014年も割と好きな作品は多かったけど大人になっていたということもあるのかな?そこまでの衝撃はないかも。やはり未成年の時に出会った作品の方が強い思い出になりやすいのかも。

 果たして今年2024年はどんな作品がこれからも出てくるのか。