亜咲花サテライトCITYツアー 新潟公演

 今年の2月にアニソンシンガー亜細亜に咲く花、こと亜咲花さんのライブが開催されたのでその時の思い出話をしようと思います。亜咲花さんはトークの面白さに様々な媒体で触れてきましたし、ご出身の名古屋を大切にしていること、アニソンへの誇りが魅力的でした。また、『ゆるキャン△』などで知識はありましたしそれがこの度来県されるということでその感謝もあって参加を決意しました。

 

 最初の二曲が終わってから最初のMCがあり、新潟はプライベートでもお仕事でも来るのは初めてとのことでした。前日の群馬は「Edelweiss」のMV撮影で行かれたことがあるそうです。

 亜咲花さんの新潟のイメージは「競馬」だった(笑)。夏の競馬場らしい。もちろんお米や酒も上げられてましたが、「さけ」つながりで鮭も名物だったり。前日に亜咲花さんが我慢する傍らマネージャーさんがへべれけになって社長と語り合ったという話も(笑)。

 リハは早く終わった話も。歌は何回も歌っていくとそのうち作業になっていき「セトリの一つ」になってしまうという歌手ならではの悩みも聴けました。ライブならではの生ものとかそういうことかな?本番でもある種新鮮な気持ちで歌いたいとか?

 矢沢永吉さんが会場に到着してコートを脱ぐともう衣装という永ちゃん知識まで得てしまったのですが(笑)。また、ライブの内容の目標はさだまさしさん、スタイルは矢沢永吉さんらしい。

 新潟公演は初ということでしたが、ここでお客さんから温かく迎えられたことでもうすっかり新潟を好きになってもらえたのはケンミンとして嬉しい。「オタクは好きになってもらうと好きになるちょろい生き物」って…その通りだ(笑)。

 

 ゆるキャン曲に入ったのですがまだ第1レースとなぜか競馬に例えてましたが、なでしこっぽく「単勝~」「三連単~」って言った後「なでしこはギャンブルやらない」という迷言まで出てました。

 ファンは根付くものでさらに新しく呼び合うものという持論も。「ファンがアーティストを創る」ことに関して「みんなアイマスで学んだでしょ」と引き合いにしてた(笑)。また、会場はオーロラビジョンとかがなく音響と照明が最低限で歌うシンプルな構成に力が入ったそうです。「証明と音響と私」というどこか聞いたことがある言葉まで。


 最新曲「わやわやわー!」の披露も。オーイシマサヨシさんは難しい曲を作って提供するのに本人も歌ってしまうのがすごさであると。お客さんに「わやわやわー!」を一緒に歌ってほしいとのことでしたが声出しが解禁&マスクとはいえやはり恥ずかしい。なぜかニンジンを持つという事態まで。競馬つながり?

 フェスではゆるキャンが多いけど、ライブで披露されることが多い「Eternal Star」は素敵な歌でした。また、がたふぇすに触れたりも。「バラッド」はセトリ唯一のバラード曲で、優しい歌詞が刺さる曲でした。離れている人を思って作ったそうです。

 

 歌手としてトークやビジュアル、セルフプロデュースも行っているお話もあり、歌手や声優であり歌手でもある人もいるというお話をしてから亜咲花さん自身はアニソン歌手として究めていきたいという決意が。認知してもらうために歌手以外にも競馬や麻雀、ゲーム面での活動にも積極的という。

 確かにあさちゃんのご活躍を見ていると声優さんとの共演バラエティが多かったり、最近でも声優さんと麻雀される写真ありましたね。実際、こうしてフックが多かったからこそ今回参加する背を押された節はあります。

 …ただ、あまりにも活動や興味が多彩すぎたせいなのか、愛知アニソンフェスでめざましテレビから取材された時競馬の人と認識されてしまったというエピソードまであったそうです。それでアニソン歌手として爪痕を残せたのならよい、アニソンのためと。

 また、もしかしたら紅白歌合戦に出られるかもしれない、0.1%でも可能性はあると熱く語っていたのですが競馬を引き合いに出すという(笑)。

 今回の地方ツアーにおいて大事にしていたことが「まだ来てくれてない人たちのもとに会いに行きアニソンを届けたい」ということらしく、このライブでのお話からそれが伝わってきました。また、そこからファンの人が輪を作ってもらえたり遠征してもらえたりというのも楽しみにされたとのことでした。

 と、ラジオやTwitterではとても愉快な面を見せてくれる亜咲花さんでしたが今回のライブを観て本当に芯が強く、熱意にあふれた人だと思いました。
 また縁があればぜひとも赴きたいです。亜咲花さんありがとうございました!

 そして会場ごとに異なるデザインのスタンプラリーが用意されているのですが新潟は稲とお米がかわいらしい。ところで大阪公演ではたこ焼きのタコだそうですがなんでも9本足にしてしまったそうでお客さんからツッコまれていました。そこでイカの足は7本と予想したら今度は10本と指摘される事態に。そこで「7本だったら食べられるところ少なくなっちゃう」って…気にするの可食部ですかい!